訪問リハビリテーションについて

基本方針

 

1.可能な限り在宅で自立した生活を営むことを援助します。
2.家庭環境を整備し、生活範囲を広げ、快適で豊かな生活が送れるように援助します。
3.市町村や他の事業所との連携に努めます。
4.利用者様・家族様のプライバシーを守ります。



詳細内容

1.運動機能および日常動作生活能力の減退防止および向上
関節や筋肉を動かしたり、寝返りや起き上がり・座る・立つ・歩く練習等を行います。
入浴や排泄動作、食事、更衣など、実際の生活場面での困難さを軽減するために、その活動の練習を行います。
2.介護者支援・介護方法の指導
リハビリの専門職としての観点から、その方に合った介護の方法を提案し、必要に応じてご指導致します。
介助方法のアドバイスも行います。
3.生活面・環境調整
利用者様が生活しやすいような空間づくりを提案し、福祉用具(車椅子や杖、お風呂用の椅子、その他)や住宅改修(生活しやすいように段差をなくしたり、手すりを付けたりする事)の相談に応じます。

 

訪問リハビリテーションの様子

 
 <靴下の着脱練習>
足先へ手が届きにくい方にはソックスエイド(自助具)を用いて靴下の着脱動作の負担軽減を図ります。
 
 <庭での歩行練習>
訪問リハビリでの歩く練習は、住み慣れた家や屋外が舞台となります。屋内では玄関の出入り、階段の上り下り、部屋からトイレまでの往復の移動、また、屋外では、庭や家の周囲を付き添いで散歩することで、安全に歩いて移動が行えることを目標としています。また、その方に適した杖やシルバーカー等の使用方法の相談も伺い、アドバイスも実施しています。
 
 <買い物練習>
歩行練習も兼ねて、近所のスーパーまで買い物に行ってきました。リハビリにより、筋力・持久力・バランス・歩行能力が向上し、活動範囲が広がった事により、近所への買い物も可能となりました。自宅の環境や状態に応じたリハビリを皆様に提供しご希望にこたえていきたいと思っております。